Ars Electronica Inspirationギャラリーツアー

2023.12.16 SAT

会期中に行われたこのギャラリーツアーでは、プランニングチームの久納鏡子とDenise Hirtenfelderによる作品解説と、展示にまつわる社会的な背景の紹介を行いました。本ツアーでは世界で活躍するトップアーティスト達の活動が、市民やスタートアップにどのようにインスピレーションを与え、社会にとってどのように触媒として機能しているかを展示作品を例に紹介し、今後社会に求められるアートとイノベーション可能性を提示しました。

<日英逐次通訳付>
【 開催日時 】
12月16日(土)17:30~18:30
【 登壇者 】
久納鏡子
(アルスエレクトロニカ・アンバサダー)
Denise Hirtenfelder
(アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ リサーチャー)

Ars Electronica Inspirationギャラリーツアー「Art as Catalyst – 創造性を触発するアーティストたち」(2023年)
©Sakura Sueyoshi / Nacása & Partners Inc.

久納鏡子

アーティスト、アルスエレクトロニカ・アンバサダー

これまでインタラクティブアート分野における作品を手がける一方、公共空間、商業スペースやイベント等での空間演出や展示造形、大学や企業との共同技術開発など幅広く活動している。2017年からはArs Electronica Futurelabの研究プロジェクトにも携わる。 作品はポンピドゥセンター(フランス)、SIGGRAPH(アメリカ)、文化庁メディア芸術祭など国内外で発表。東京都写真美術館(日本)に所蔵。

デニス・ヒルテンフェルダー

アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ リサーチャー

フューチャー(ズ)・リテラシー分野で活動するアートのマッチメーカー、パズル・ビルダー、アート分野の研究者。アルスエレクトロニカ・フューチャーラボでは、創造的なストーリーテラーとしても知られ、現在の文化モデルにおいて主流の権力構造や時代錯誤のシステムに対し、それに代わるコンセプトやカウンターモデルで立ち向かう。一方でまた、社会的・経済的問題に対する批判的言説のための理論や戦略も考案している。