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Anouk Wipprechtアーティストトーク

2023.12.15 FRI

ハイテク・ファッションテックのデザイナーでイノベーターであるアヌーク・ヴィプレヒトは、人々のストレスといった精神的な健康状態を脳波から測定し、瞳孔を大小させる目の表現で伝える3Dプリントドレス「SCREENDRESS」を紹介しました。アーティストのアプローチや作品は、ファッショナブルなデザインによって人々を惹きつける新しいメディカル・デバイスの可能性を感じさせます。
彼女はアーティストトークの中で、ファッション・テックを通じて、これまで男性が多かったロボティクスやエンジニアリングの分野に、より多くの女性が参加するきっかけを作り、理系の分野に多様性を促すこともまた提案しました。

<日英逐次通訳付>
【 開催日時 】
2023年12月15日(金)11:00~12:00
【 登壇者 】
Anouk Wipprecht
(ハイテク・ファッションデザイナー)
小川秀明
(CCBTクリエイティブディレクター/アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ共同代表)

Anouk Wipprechtアーティストトーク「Art as Catalyst – 創造性を触発するアーティストたち」(2023年)
©Sakura Sueyoshi / Nacása & Partners Inc.

アヌーク・ヴィプレヒト

ハイテク・ファッションデザイナー

オランダを拠点とするハイテク・ファッションデザイナー、イノベーター。ファッションデザイン、エンジニアリング、サイエンス、そしてインタラクション/ユーザーエクスペリエンス・デザインが融合する新興分野「ファッション・テック」で活動する。斬新な方法でファッションとテクノロジーを組み合わせ、テクノロジーを駆使したデザインの数々で注目を集める。それらは人工知能につながるシステムを身体の周りに搭載した、テクノロジー・クチュールといえる。

小川秀明

CCBTクリエイティブディレクター/アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ共同代表

2007年からオーストリア・リンツ市を拠点に活動。アートとテクノロジーの世界的文化機関として知られるアルスエレクトロニカにて、アーティスト、キュレーター、リサーチャーとして活躍。現在は、同機関の研究開発部門であるアルスエレクトロニカ・フューチャーラボの共同代表を務めている。アートを触媒に、未来をプロトタイプするイノベーションプロジェクトや、市民参加型コミュニティーの創造、次世代の文化・教育プログラムの実践など、領域横断型の国際プロジェクトを数多く手掛けている。

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