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クリエイティブ×スタートアップの未来

2023.12.22 FRI

ゲストに「TOKYO STARTUP GATEWAY2019」ファイナリストの懸谷直弓(美術作家)を迎えた本セッションでは、都市銀行の職員として働いていた経歴を持ちながら、自分の夢をあきらめずに美術作家として起業家に転身した懸谷直弓の起業に対する考え方と、作品制作に対する熱意が語られました。さらに、自身の経験から、一人の作家としてできることの限界と、起業して周りの人を巻き込みながらできることの可能性を強調し、アーティストが起業するスタートアップの未来を提示しました。

【 開催日時 】
2023年12月22日(金)17:00~18:00
【 登壇者 】
懸谷直弓(美術作家)、施井泰平(スタートバーン株式会社)
【 モデレーター 】
渡辺有紗(スタートバーン株式会社)
【 企画・実施 】
スタートバーン株式会社

クリエイティブ×スタートアップの未来「Art as Catalyst – 創造性を触発するアーティストたち」(2023年)
©Sakura Sueyoshi / Nacása & Partners Inc.

懸谷直弓

美術作家

都市銀行の勤務を経て、2014年より東京藝術大学美術学部先端芸術表現科で学ぶ。2016年、株式会社meleapのデザイナーとしてVR・AR業界に関わる。 2018年、自身の作品「2.5次元の触覚」をきっかけにアートと町工場を繋げる活動を始め、2019年にTokyo Startup Gatewayのファイナリストとなる。 2021年、「川口まちこうば芸術祭」を企画。2022年より余技アトリエ株式会社の立ち上げに関わり、国内外のラグジュアリーブランドショップやホテルなどのマテリアルデザインを行う。 「愛に触れる手段」をテーマとし、現在は3Dプリンターと金箔を組み合わせたオリジナルの技法により作品制作をしている。

施井泰平

スタートバーン株式会社代表取締役/株式会社アートビート代表取締役/東京大学生産技術研究所客員研究員

美術家、起業家。スタートバーン株式会社代表取締役、株式会社アートビート代表取締役、東京大学生産技術研究所客員研究員。2001年、多摩美術大学卒業後「インターネットの時代のアート」をテーマに美術制作を開始。2014年、東京大学大学院在学中にスタートバーン株式会社を起業し、アート作品の信頼性担保と価値継承を支えるインフラを提供。事業の中心である「Startrail」は、イーサリアム財団から公共性を評価されグラントを受ける。東京藝術大学非常勤講師、経済産業省「アートと経済社会を考える研究会」委員などを歴任。

渡辺有紗

スタートバーン株式会社執行役員

1990年生まれ、岡山県出身。地元の大原美術館に幼稚園から通っているうちに気づけばアートが大好きに。早稲田大学国際教養学部(映画学ゼミ)卒。副専攻で感性文化学・美学修了。在学中1年間ニューヨーク州立大学に留学し芸術史・映画学を学ぶ。2013年三菱商事株式会社に入社、物流事業を軸にトレーディング、事業投資管理、新規事業開発などに従事。2017年には1年間ロシアでの実務研修も経験。2021年4月にスタートバーンに入社。

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